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ゆずはら置き場/パノラマ観光公社

作家・ゆずはらとしゆきのお仕事報告ブログです。

『街で見かけた奇人たちの運命』と映画と

雑誌掲載など 映画

まー、いろいろバタバタしておりまして、結局、映画はまだシン・ゴジラ『ハイ・ライズ』しか観ていないのに、夏が終わっていくでございます。
どっちも面白かったですが、個人的趣味には『ハイ・ライズ』のほうがピッタリ合致しておりまして。

素晴らしいダン廃墟変態フェティッシュウルトラバイオレンス!

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というか、「ハヤカワ文庫SF総解説」で解説を書いたくらい原作小説が大好きなんですが、The Towerみたいな高層ビル経営SLGがいつの間にかDiablo系ハッスラになったような話です。

映画は映画なので、ある程度端折ってますが、観たい場面はしっかり映像化されていたですよ。

あと、サムネがトム・ヒドルストンの日光浴なのは狙っておるのか……。 

ハヤカワ文庫SF総解説2000

ハヤカワ文庫SF総解説2000

 

  

 

それはそれとして、【デイリーコルチャック日本版】が更新されまして、『街で見かけた奇人たちの運命』【モノガタリに、ぼくの『猿蟹合戦』が追加されております。3話目ですよ。

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ようやく三馬鹿小太郎ガールズが出てきましたね。「痛快!セーラー服パッポン通り」というサブタイトルは正気の沙汰ではないですが、中学の修学旅行がタイのバンコクだったんだよなァ。懐かしいです。

キャラクター紹介も追加されておりますよ。
今回は「力太郎」の顕現者・ルイスですが、『街で見かけた奇人たちの運命』は、あくまで日日日さんのプロットがスタート地点でして、そこから何がどうなってこんなキャラが出来上がってきたのかは不思議の謎です。
とはいえ、主人公のみろくも含めてお馬鹿キャラばかりなので、こういうヘンなインテリがいないと話がまったく進まないのですよ。

つまりはそういう役回りです。

『空想東京百景』シリーズのほうは、たまに隠し味程度のギャグが入りますけど、時代設定とハードボイルド風味の都合上、基本的にはすごく真面目な話なので、こういうスットコドッコイでオフビートな話は久しぶりに書いたなー、というか、楽しかったです。*1

*1:ぼくの担当分はもうほとんど書き上がっておりますので、過去形です。

日本のいちばん長い日の前の日

近況報告 与太話

えーと、ほとんど業務連絡ですが、いまやっている小説の仕事が8月末で終わりますので、しばらく小説から離れます。

『町で見かけた奇人たちの運命』が展開中で、『空想東京百景』シリーズの販売も続いておりますので、何か動きがありましたら、その都度ご報告いたしますが、9月以降はしばらく別の仕事をやっておると思います。

1999年にデビューしてから、途中、何度かブランクが空いていたのですが、今回もそのパターンですね。開店休業も維持費がかかるので。
なので、また数年後にしれっと戻っているような気もしますが、現時点では「どうなんでしょうかねー」という感じです。

あと、今のところ、まだフリーランスなので、別の仕事のほうでも小説でも、依頼があれば即応いたします。*1
夏なので夏バテ、春は花粉症ではありますが、基本的には健康ですので。

 

ついでにちょっと活動を振り返りましょうか。

1999年のデビューは偶然の産物というか、「日本語が書ければ誰でもよかった」どさくさ紛れの裏口入学だったんですが、世の中そんなに甘くはないよ、ということで、2002年までいきなりブランクが空きます。

2002年に『空想東京百景』と、後に『咎人の星』になる『ペンデルトーンズ』を書きましたが、それが形になったのはずいぶん後の話です。
具体的に言うと、2007年の『十八時の音楽浴 漆黒のアネット』と、2008年の『空想東京百景』1巻でようやく、まともな小説家になった感じです。

しかし、この作風で良かったのは2005年頃までだったようで、それ以降の『雲形の三角定規』『咎人の星』『空想東京百景〈V2〉殺し屋たちの休暇』『空想東京百景〈V3〉殺し屋たちの墓標』に関しては、作品のクオリティには満足しておりますが、世の流れとは……という感じでした。

デビューした頃に「書きたい」と思っていたことはすべて書けたので、悔いはないですが、年々、「小説を書くということ」自体が面白くなってきたので、もうちょっと書きたかったな、とも思いますね。

なので、風向きが変わるまで、しばらくお暇いたしますが、戻ってきたらまたご贔屓にしていただければ有り難いです。
あと、このBlogもTwitterも普通に続きます。

*1:逆に言うと、フリーランスなので、小説投稿サイトとかで趣味的に書く余裕はないのですよ。