本日、LINE文庫から『メトロポリス探偵社 空想東京百景〈令〉』発売いたしました。
4年ぶりの『空想東京百景』シリーズ新作で、イラストレーションのtoi8さん、ブックデザインのヨーヨーラランデーズさんもそのままですが、舞台の平行世界〈東京〉は講談社BOXで書いていた旧シリーズから一新しまして、東京オリンピック直前の昭和30年代から東京オリンピック直前の令和元年の現在に移りました。
どっちも東京オリンピック直前なんですが、出版社が変わったのでリブートしましょう、ということです。
なので、登場人物も世代交代いたしました。
今回は「メトロポリス探偵社」の若き社長代行「矢ノ浦光鶴」と、〈探偵魔女〉な黒髪ロングの眼鏡っ娘「九葉祀」が繰り広げる、オカルトパンク探偵冒険活劇とラブコメです。
位置づけとしては、講談社BOX版の続篇ですが、エピソードは独立しております。そして、シリーズ完結篇の開幕です。
キャラクターがいる限り、物語はいくらでも続きますし、ライフワークなので死ぬまで書き続けていきますが、世界観だけはひと区切りということで。
LINE文庫『メトロポリス探偵社 空想東京百景〈令〉』
— ゆずはらとしゆき@新作小説『メトロポリス探偵社』12月5日発売 (@yuz4) 2019年12月5日
4年ぶりの新作小説にして、王子様と魔女(@WitchOperative)のオカルトパンク探偵冒険活劇、toi8さん(@toi81008)のイラストで本日発売!
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試し読み/https://t.co/uWUqoujL7Y#LINE文庫#空想東京百景 pic.twitter.com/P1VsqECgR3
まあ、小説に限らず、出版業界の状況は厳しいのですよね。
どっかの売れっ子なひとには「まったく金にならない上にあんまり自由もない。何を好き好んで小説なんか書くんだ?」とか言われたりして、「だったらガチャガチャうるさい豚の餌でも作ってろよ」と思う昨今ですが、これからライトノベルの依頼が来るかどうかも怪しいので、書けるときに書いておこうかと。
実際、次の仕事もたぶん小説だと思いますが、ライトノベルではないんですよね。
なお、LINEノベルの公式じゃない個人アカウントとPixivFunBoxでは、『メトロポリス探偵社』あとがきの別バージョンや旧シリーズのお蔵出し短篇の『空想東京百景〈夜話〉Night tale』が載ってますので、合わせてどうぞ。