ゆずはら置き場/パノラマ観光公社

作家・ゆずはらとしゆきのお仕事報告ブログです。

日本のいちばん長い日の前の日

えーと、ほとんど業務連絡ですが、いまやっている小説の仕事が8月末で終わりますので、しばらく小説から離れます。

『町で見かけた奇人たちの運命』が展開中で、『空想東京百景』シリーズの販売も続いておりますので、何か動きがありましたら、その都度ご報告いたしますが、9月以降はしばらく別の仕事をやっておると思います。

1999年にデビューしてから、途中、何度かブランクが空いていたのですが、今回もそのパターンですね。開店休業も維持費がかかるので。
なので、また数年後にしれっと戻っているような気もしますが、現時点では「どうなんでしょうかねー」という感じです。

あと、今のところ、まだフリーランスなので、別の仕事のほうでも小説でも、依頼があれば即応いたします。*1
夏なので夏バテ、春は花粉症ではありますが、基本的には健康ですので。

 

ついでにちょっと活動を振り返りましょうか。

1999年のデビューは偶然の産物というか、「日本語が書ければ誰でもよかった」どさくさ紛れの裏口入学だったんですが、世の中そんなに甘くはないよ、ということで、2002年までいきなりブランクが空きます。

2002年に『空想東京百景』と、後に『咎人の星』になる『ペンデルトーンズ』を書きましたが、それが形になったのはずいぶん後の話です。
具体的に言うと、2007年の『十八時の音楽浴 漆黒のアネット』と、2008年の『空想東京百景』1巻でようやく、まともな小説家になった感じです。

しかし、この作風で良かったのは2005年頃までだったようで、それ以降の『雲形の三角定規』『咎人の星』『空想東京百景〈V2〉殺し屋たちの休暇』『空想東京百景〈V3〉殺し屋たちの墓標』に関しては、作品のクオリティには満足しておりますが、世の流れとは……という感じでした。

デビューした頃に「書きたい」と思っていたことはすべて書けたので、悔いはないですが、年々、「小説を書くということ」自体が面白くなってきたので、もうちょっと書きたかったな、とも思いますね。

とはいえ、世の流れやレーベルの栄枯盛衰は、ぼくの小説のクオリティとはまったく関係ない話ですので、小説への自信は別に揺るがないです。
ただ、そんな理由で場所がなくなるんだったら、少し休んでもいいな、とは思っております。

なので、風向きが変わるまで、しばらくお暇いたしますが、戻ってきたらまたご贔屓にしていただければ有り難いです。
あと、このBlogもTwitterも普通に続きます。

*1:逆に言うと、フリーランスなので、小説投稿サイトとかで趣味的に書く余裕はないのですよ。