[パノラマ観光公社]というのは、フリーのレーベル内レーベル(?)として、ぼくの趣味で企画編集している単行本シリーズです。
現在、[パノラマ観光公社]として企画編集を担当したのは、以下の作品です。
石田敦子『姉さんゴーホーム』(講談社/KCデラックス)
日日日+千葉サドル『平安残酷物語』(講談社/講談社BOX)
日日日+千葉サドル『のばらセックス』(講談社/講談社BOX)
日日日+千葉サドル『図書館パラセクト』(講談社/講談社BOX)
日日日+toi8『ビスケット・フランケンシュタイン〈完全版〉』(講談社/講談社BOX)
今のところ、(たぶん近いうちに公開される)とある事情で講談社BOXばかりですが、他社さんでも企画はしているので、そのうち出たり出なかったりするかと思います。
作品の傾向がわりと仄暗い方向へ偏っているのが、レーベルの特色というか、ぼくの個人的趣味です。
あと、『空想東京百景』以降のぼく自身の著作でも、[パノラマ観光公社]が編集協力としてクレジットされたりされなかったりしています。
ゆずはらとしゆき+toi8『空想東京百景』1巻(講談社/講談社BOX)
ゆずはらとしゆき+雨隠ギド『雲形の三角定規』(双葉社)
ゆずはらとしゆき+小川麻衣子『咎人の星』(早川書房/ハヤカワ文庫JA)
ゆずはらとしゆき+宇佐美渉『ペンデルトーンズ〈咎人の星〉』上下巻(一迅社/REXコミックス)
小説や原作を書く以外にも、台割作ったり、イラストやデザインの手配をしたり、まァ、そういうことをやっているので、そっちは[パノラマ観光公社]名義にしています。
……というか、『空想東京百景』1巻を作ったときに、結局、独りであらかた編集してしまったことが[パノラマ観光公社]レーベルの発端になっています。
作家としては、いまいち筆が早くないのと、小説を書くのと同じくらい本作りが好きなのが昂じて……ですが、なんとか続けられる間は、二足のわらじを続けてみようかな、と思っています。